会社が恋しくて震える、たったひとつの理由
毎日書くぞという秘めた決意が1日で終わった…つらい。宣言しなくてよかっったです。無職だけど、日中にジム行ったり掃除洗濯などの家事をしたりすると、意外と1日がすぐに終わってしまいます。
今日は、母に頼まれて、成城石井の「いちごバター」を買いに出かけたりしまました。
人気でいつも即時完売らしく、数量限定で再販のたびに話題になってるみたいです。お一人様1個まででしたが、普通に夕方くらいに買えました。初めてのおつかいクリア。
無職なので店舗ハシゴして、ちゃっかり自分の分も確保しました。味は、うん。いちごが美味しいジャムですね。とにかくパンが大好きなので、トースターで焼いた食パンの美味しさがしみました。
父が昔、焦げる寸前の厚切りトーストに、たーっぷりとバターを塗り、その上からこれまたたーっぷりとママレードジャムを乗せたもの。それを必ずきっちり2枚とブラックコーヒー。毎朝食べていたことを、ふと思い出したりしました。ジャムとバターの組み合わせは劇薬です。
そういえば、ダイエットで体脂肪を約半分まで減らしたからか、人によく「普段は何食べてるんですか?」とか「ジャンクフードとか食べませんよね」とか言われるようになりました。
たしかに、糖質やカロリーは気をつけるようにしてますけど、基本はおなかいっぱい食べます。ちょいちょいアイスもハンバーガーもポテチも食べます。飲み会でビールも飲みますし。
でも今思うと、ダイエット成功した要因の一つが社食だったと改めて思います。
弊社(一応まだ籍はある)は、USのBuzzFeedとヤフージャパンのジョイントベンチャー企業で、ヤフーさんと同じオフィスビルに入ってます。そして、ヤフーさんの社員食堂「BASE11」も使わせてもらえるんですけど、ここにはグラムビュッフェがあるんです。
今日は何を食べるか、どこのお店に行くかに悩まず、自動的に毎日変わるサラダやおかずといったメニューの中から、好きなものを好きなだけ選べる。そして、主食をカットして、安く満腹になれるので最高。社食は福利厚生として圧倒的な価値があると思います。
もうあの社食生活ができないなんて…嘘でしょ? 転職したくない!
タイトルといい、この発言といい、いろんな方面から怒られそうですが、そのくらい働く上で食事は大事だと教わりましたし、何より毎日の楽しみでした。
毎週火曜の「筋肉DAY」(※高タンパク質・低脂質なメニューを意識したメニューが並ぶ、グラムビュッフェの名物)ともさよならだと思うと、しょんぼりした気持ちにならずにいられません。あのランチで、私のカラダはつくられたので…。
食堂のスタッフさん、1年半の間本当にお世話になりました。ごちそうさまでした。
ちなみに、17階にある無料コワーキングスペースの「LODGE」に、社食の簡易版みたいなビュッフェがあるので、みなさんお近くに寄られた際はぜひ味わってみてください。
それでは、またの日まで。
無職透明
1年半ほど勤めたBuzzFeed Japanを退職することにしました。
9月末に最終出社で、今月は有給消化という名の無職です。
普段はあんなに「1カ月くらい何もしないでダラダラ過ごしたい」「ゴールデンウィーク10連休が一瞬だった」とか思っていたのに、いざスパーンと社会との繋がりが切れてみると、途端に何かしなきゃという気持ちになる。つくづく、“ないものねだり”がしたいだけなんだなーと思い知ります。
とりあえずやったことといえば、免許の更新。
この無の表情…無職の無です。
全然乗ってないだけのペーパードライバーってだけなのに、堂々と「優良」とか書いてあって本当に恥ずかしい気持ち。でも、講習30分で済むし、次の更新まで5年もあるのは最高ですね。社会のルールを守り、目をつけられずに生きていくほうが、制約が少ないことを学びました。
あとは何をしただろう…電車で席を譲ったりもしました。「どうぞ」とか言えなくて、バッと立ち上がっただけだったのですが、お礼を言われて嬉しかったです。
とりあえず無職の間に、こんな感じで30分以内で書いてnoteをアップしていこうと思います。クイック&ダーティの練習です。よろしくお願いいたします。
それでは、またの日まで。
身近な異性から「性的な視線を向けられる」ということ。
※この記事はnoteより移行したものです
持って生まれた気の強そうな顔立ち。
短く切りそろえた髪。
中性的な「薫」という名前。
兄と弟に挟まれてすくすくと育まれた粗野な性格や言動。
物心ついた頃から成人するくらいまで、数えきれないほど男性に間違われてきました。
- ずっと「蚊帳の外」にいた私
- とある少年マンガの表現に目が留まった
- ファンの間でも物議を醸した回
- 「モヤモヤ」の正体
- 「まなざし」の罪は問えない
- 表現をめぐる線引きは「違法かどうか」でよいのか?
- 当事者意識は持てないけれど…
ずっと「蚊帳の外」にいた私
何が言いたいのかというと、私は生まれてこの方、幸いにも性犯罪に巻き込まれることもなければ、セクハラに悩んだり、女性だからと不当に扱われて悔しい思いをしたりした経験が全然ありません。
だから、#MeTooをはじめ、近年より力を増しているフェミニズムの潮流も「そういう経験をしている人もいるんだなぁ」と、同じ女性でありながら、なんとなく蚊帳の外から眺めていました。
でも、ほんの数週間前。自分の片隅で、しばらく言葉にできずにいた「モヤモヤ」にぴしり、と刺さるものと出合いました。
それは、前職の同期・阿部さんが書いたnoteです。
武田砂鉄さんと『男が痴漢になる理由』の斉藤章佳さんの対談をはじめ、とても読み応えのあるレポートなので、兎にも角にもこちらを読んでいただきたいです。
とある少年マンガの表現に目が留まった
さて、私の中にそもそもの「モヤモヤ」が生じたのは、寝る前の日課にしているアプリのマンガを読んでいる最中でした。
その日読んでいたのは、更新を楽しみにしているギャグ作品。ざっくり紹介すると、能力もなければ努力もしない主人公のサキュバス(淫魔)が、他力本願になんとか魂を取ろうとするドタバタストーリーです。
設定上、当然セクシャルなネタは多々ありますが、前述のとおり自分があまりそういうことを気にしない性質なので、普通に読んでいました。
ただ、その回だけはなぜかいつもと違っていたんです。
すごく雑にあらすじを説明させてもらいます。ことの始まりは1枚のチラシ。風俗店チックな「魂と引き換えに最高の快楽を」と書かれたチラシを勝手にばら撒かれ、主人公に指名が入ります。
居候する男子高生とともに指名客の家に飛ばされると、そこにいたのは、彼の学校の先生でした。おっとりとした中年の男性教師です。
「いつもやさしいあの先生が…」とショックを受けるなか、その中年の先生は次のように語りだします。
「女生徒たちの甘くてキラッキラしてフワッフワした空間に何十年も浸かっていると、先生はもうやっちゃいけないことしかやりたくなくなってきたんだ」
「生徒に本当に手を出してしまう前に、自分でトドメを刺さなきゃって…」
「頭の中では全部やったけど、現場で生徒に手を出したことはないぞ」
そして、「どれか着替えてもらおうかな〜」と、購入したという女子用の制服や体操着、スクール水着を広げ始めます。
これだけでも結構エグい回だな…と思う人はきっといるでしょう。私もそうでした。ただ、一番衝撃を受けたのは、また別のもの。先生の自宅の壁にあった「あわよくばランキング」という貼り紙でした。
なんとなく察しがつくかもしれませんが、「2−A 桜井」のような形で、生徒がランク付けされた表です。名字だけなので断定はできませんが、中に「スズキ(姉)」「スズキ(妹)」みたいな記載があることから、恐らく女生徒たちをランキングにまとめたものかな、と。
ファンの間でも物議を醸した回
最初に湧いてきたのは、漠然とした不快感でした。でも、明確に「これは笑えない」という感覚がありました。
しばらく考え込んで、私以外の読者はどう感じたのだろうと、その回の読者コメント欄を見に行くと、
「今までで一番禍々しかった」「冗談抜きで今までで一番やばい」
など、やはり違和感を覚えたのかという感想が。一方で、
「あわよくばランキングは爆笑した」「そんなにドン引き?」
という声。そして先生について
「ギリギリで耐え続けた人間の鑑」「法も何も犯してない善良な一般人だ」
と評するコメントも並んでいました。
こうした反応を目にして、改めて私自身の不快感のワケを考えて「性犯罪をネタにしているからだ」と思うに至りました。
そして、アプリ内の読者コメント機能で、そのような主旨(性犯罪をネタにするのは全然笑えない、みたいな内容)を書き込みました。その投稿は、翌昼頃にチェックした段階で、なぜか跡形もなく消えていました。
ただ、恐らく私へのレスとして「手を出したわけじゃないのに、何が性犯罪なの?」という書き込みを見つけました。なるほど、確かに違法な行為ではないのだな、と反省しました。
そこから「モヤモヤ」が頭の片隅にずっとあったんです。
「モヤモヤ」の正体
そうしてたまたま目にしたのが、先ほど紹介したレポートです。そこには、次のような話があります。
斉藤加害者は力の強い人、被害者は力の弱い人という構図に、想像力が働かない人たちが変わっていかないといけない。あと、なんで私自身が痴漢に遭わないんだろうと考えたことがあった。中村うさぎさんが「男は性的な視点で搾取されたり、性的な視線を向けられたりする経験が少ないでしょ、だから想像できないんだよ」と言っていて、それは確かにそうだと思った。
この斉藤さんの発言に出てくる中村うさぎさんの言葉を読んで、ようやく気づきました。「先生が性的な目で生徒を見る」という描写に、恐怖を感じていたことに。
ちなみに、このソースになる記事やレポートなどは見つからなかったのですが、『DRESS』に掲載されている2018年の斉藤さんと中村さんとの対談記事にも、このようなやり取りがありました。
斉藤:そうです。(中略)また、痴漢加害者の男性が、被害者の恐怖を想像できないのは、男性が性の対象として消費される経験が圧倒的に乏しいからだと感じています。女性は性の対象として消費されることが社会やメディアの中で多々ある。男性はそういった経験が少ないので、“消費されること”のリアルな恐怖を想像することが難しいのかなと。中村:たしかにそうですね。男性に「被害者の気持ちになってみろ」、「お前が女性に触られたらどうだ」と言ったとしても、あまりそこに脅威は感じなさそうです。でも、「体格の良いプロレスラーみたいな人に身体を触られたらどうだ」って言ったらそこで初めて恐怖を想像できるのかもしれない。斉藤:ここは男女間において圧倒的に差がある部分ですよね。私たち男性は、性欲のはけ口として見られた経験がないので、そこに加害者性の欠如があるんじゃないかなと。男性も性の対象として消費される経験があれば、加害者の人たちが、性暴力を振るわれる女性の怖さを想像できるんじゃないかなと思います。
私の信頼する男友達に、この一連のモヤモヤを相談してみても、「まぁ正直なところ、男同士は『ヤリたい女子ランキング』で盛り上がったりするからね」と言っていたので、よくある話なんでしょう。
でも、想像してみてください。こんなふうに毎日のように顔を合わせる身近な人間が、しかも両親の次に近しい大人であり、数少ない自分を庇護するはずの存在が、もしかしたら自分に性的な視線を向けているかもしれない、と。
最近は、本当にたくさんの素晴らしいマンガが、ウェブやアプリで気軽に読める時代です。ではもし、これを現役の女子中高生が読んだら…?
「まなざし」の罪は問えない
当たり前ですが、異性に性的な目線を向けることは犯罪ではありません。法的に裁こうとすれば大変なことになるでしょう。というか不可能です。
でも、そんな罪に問えない表現が、女性に信じられないほどの恐怖を与えるリスクを孕んでいるかもしれない、と思うのです。そう考えるには十分、このマンガは「性的な視線を向けられることの恐ろしさ」を私に教えてくれました。
私は、少年マンガも青年マンガも大好きです。「不二子ちゃ〜ん」とか「のび太さんのエッチ!」みたいなお色気ネタだって、作品が持つ魅力の一つと考えているような、性的描写に関してゆるい人間です。すべて有害だから表現を規制するべきなんて思いません。
でも、法を犯してなければ何してもいいのでしょうか? たとえば、見たい人だけに届けるような、いわゆる「ゾーニング」はできないのかなーと。
※このアプリはApp Storeでは、デベロッパの申請に基づき「年齢制限指定 12+」になっています(2019年3月現在)。ちなみに、Twitterのレートは2017年に17歳以上に引き上げられています
表現をめぐる線引きは「違法かどうか」でよいのか?
書いてみて気づきましたが、数年前からネットでちょこちょこ目にする、いわゆる「まなざし村」の話そのものなんですよね。
※この言葉に明確な定義がなされているわけではありませんが、大まかに「女性や女性キャラに性的なまなざしを向けることは性差別だ」という論拠に基づいて、表現の自由を規制すべきとする過激なフェミニストを揶揄するネットスラングです
私はフェミニストと名乗るには、まるで当事者としての経験も、理解も足りない人間です。誤解を恐れずに言えば、あえてそうありたいとも思っていません。
なぜなら今回の件で感じたのは、自分の女性としての生きづらさよりも、マンガ好きとしての表現のあり方への疑問だったり、「もしこれを女の子が読んでしまったら、どう感じるだろうか?」という老婆心だったりに起因しているからです。
フェミニズムに限らず、世の中には「そのほうがいいかもしれないけど、それじゃ成り立たないからさ」と見て見ぬふりをされている物事があります。特に、マイノリティが声を上げる場合「こんなことで差別と騒ぐのか」「こんな話、今までいくらでもあっただろう」と言う人もいます。
でも、公民権運動からの奴隷解放も、フランス革命から始まる女性参政権も、きっと最初に声を上げた人は常識外れの人だったはず。そう考えると、この出来事を「まぁ、仕方ないや」と清濁併せ呑むことが今の私にはできなかったんです。
当事者意識は持てないけれど…
長々と女性目線で書いてみましたが、「異性に性的な視線を向けること」は男性に限った話では終わらない気がしています。直接的ではないにせよ、ネット上で自分も含めた女性が、男性に対する性的な目線を公然と向けているのことだってあるかも、と感じる瞬間が個人的にはあります。たとえばBLジャンルとか(もちろん、ゾーニングを徹底してきた腐女子はたくさんいます)。
偏った価値観のまま数年、数十年と生きてきた我々以上の世代は、何度でもこんな価値観の見直しを続けていくことが義務だと感じます。それは、自分のためではなく、こんな思いを下の世代には味わってほしくないから。
今日の、明日の自分の生活がおびやかされる話ではないですし、どうしていくべきか、まだ考えはまとまらないまま。少なくとも必要なのは、自分ではない誰かの不利益を思う「ほんの少しの想像力」なのかな…というのが、ひとまずの私の答えです。
なので、もしこの記事を読んで何か思うことがあれば、コメントでもDMでも投げてもらえると嬉しいです。いろんな人の考えに触れたいです。
ちなみに、先ほど言及したマンガのオチでは、男子高生が先生に性的な視線を向けられ始める、という描写があります。なので、作者はこの辺りも想定しながら物語を作ったのかもしれませんね。
私はそこも含めて、やっぱり笑えなかったのですが。
クリスマスに欲しいのは、あれもこれもあるけれど。
「今年も一度しか着られなかったかぁ」
クローゼットの中でも一番出し入れのしにくい辺りへ、お気に入りのワンピースを滑り込ませる。紅葉の迷彩服みたいな色合いに一目惚れしたはいいものの、その見頃の短さに似て、着られる期間も長くない。
もちろん、秋にパステルカラーのシフォンブラウスを着たっていいし、まだ肌寒い梅雨の日にボルドーのハイネックカットソーをコーディネートに取り入れたって死にはしない。けど、しない。
「旬の味覚」なんて言っても、今や一年中どこかでどうにかして育てられた新鮮な食材が手に入る。だから、舌よりも身に身にまとうもののほうが季節の移ろいを教えてくれるような気がしている。
だから、緑と赤を組み合わせたコーデも、この2日間だけなのだ。クリスマスが今年もやってきた。
◆ ◆ ◆
社会人になって、ようやく自分の自由なお金を手にしたとき、着るものに対する熱が驚くほど高まった。ひたすらネットで服やアクセサリーを眺めては、買ってしまう。プチプラのファストファッションからセレクトショップ、古着、国内ハイブランド……海外ECサイトからの個人輸入にも手を出しつつある。
そこには少なからず、おしゃれとは無縁で過ごした日々が関係している。
お世辞にも、経済的に裕福とは言えなかった我が家は、兄と私、弟の3人兄弟。祖母の散髪にかかれば、男3兄弟と間違われるほど、瓜二つ、いや3つだった(メイクを始めるまで男に間違われ続けたので、祖母のせいだけにはできないが)。
さらに、服などすぐに体に合わなくなる育ち盛りたちとなれば、当然なるべく「おさがりシステム」に投入しやすいユニセックスなアイテムを親は選ぶだろう。同年代で流行りのベティーズブルーやヒステリックグラマーなど買ってくれるわけもない。
とはいえ、「ファッションには一家言あり」という私の母は、たまに気を利かせて女児向けの服をプレゼントしてくれた。
母が嬉しそうに差し出すそれらは決まって、デパートのセールで賢く手に入れた、母の思う「良質な服」だった。襟元にバラの刺繍が施されていたり、袖口にフリルがあしらわれていたりする。
親の気持ちを無駄にはできないと、大喜びのていで受け取っては、祈るような思いで身に着けてみる。
鏡の中には、マッシュルームカットで鋭い一重がトレードマークの頭部と、まるでメルヘンの煮こごりのような女児向けの衣装。首から上と下とで、盛大な時空間の歪みが生じているようだった。
当時は、近所のスーパーマーケットの一角で売られている「ザ・今どきの子供服」すら羨ましく感じていたし、次第に、せめて周りから浮かないようにと、なるべく地味でツッコミどころのない服を選ぶように成長した。
だが先日、実家の整理をしていて見つけてしまった。
写真の中で、小学生時代の一張羅だったフリースの胸元に、大きく「CKNY」と刻まれているのを。お母さん、思いっきりパチモノじゃん…。
◆ ◆ ◆
あの日々を気持ちを浄化しようとして、クローゼットは完全にパンクしてしまった。
なんとかせねばと重い腰を上げた末、もっと早く買っておけばよかったなと気づいたのが「ハンガー」だ。
これまで「ハンガーを買う」という発想自体がなく、ショップやクリーニング店でいただいた大きさも厚みもマチマチのものを使っていたが、思い切って全部「MAWAハンガー」に変えてみた。
最小限のスペースで収納できるので、クローゼットに余裕が生まれ、着るものを選ぶストレスがだいぶ軽減された。服を買いすぎると必ず起こる「似たようなアイテム持ってたわ現象」も、減ったように思う。何より、統一感のあるクローゼットが、こんなにも気持ちのよいものだったとは。
などと実感してから数カ月。
いま私は、折り重なっているお気に入りたちと、まだ開封もできていない紙袋や箱を前に、3連休最終日の、クリスマスイブの過ごし方について決めあぐねている。
だから、サンタさん。ほしいお洋服もアクセサリーもたくさんあるけど、もしたった一つなら、今年はMAWAハンガーを私にください。
元恋人から言われた「忘れられない言葉」ってありますか?
※この記事はnoteより移行したものです
昨年、自称・若手編集者もといアラサー編集者たちで『失恋手帖』という同人誌を作りました。
※昨年のブースの様子。Twitterで知ったという方がたくさん手に取ってくださって感激でした
この同人誌をきっかけに、B&Bでトークイベントまでやらせていただき、いい思い出になったなぁ…とか思っていたところ、今年もすべり込みで文学フリマに出店することになりました。
vol.2となる今号は「元恋人や好きだった人に言われた、忘れられない言葉」がテーマです。
まだ完成形がお見せできませんが、表紙やイメージカットは、フォトグラファーの飯本貴子さんの作品。お楽しみに。
そして、インタビューやエッセイでご参加いただいたのは、こちらの方々です。
目次(仮)※お名前からTwitterプロフへ飛べます
藤原麻里菜「空洞を埋める」
山口亮(揺れる編集部)「人間に興味持てないマン」
しげる「花澤香菜の呪い」
ヒラギノ游ゴ「園子温って何?」
園田菜々「あなたを名字で呼べていたなら」
枝優花「珈琲と砂糖とミルクと。」
チョーヒカル「ニューヨークの恋人」
爪 切男「300グラム」
佐伯ポインティインタビュー「わかめ酒をしあっても、別れがくる。」
紫原明子「僕が大事にしたいのはあなたじゃない」
小田部仁「雨の中の猫」
小西遼(象眠舎、CRCK/LCKS )「遠浅の浜辺」
絶対に終電を逃さない女「雪の定義」
玉置周啓(MONO NO AWARE 、MIZ )「時すでに遅しですね」
ナカガワナミ「夢見る頃を過ぎても」
瀧ひかり「ねんこと」
高石智一(a.k.a. 追っかけ漏れ太郎)「笑顔を奪ってごめんさない」
清田隆之(桃山商事)「あの人がいない人生をいきるのだ」
私が編集を担当したのは、藤原麻里菜さんとヒラギノ游ゴさん、小西遼さんです。お三方とも文章のカラーはまったく違うんですけど、1言うと7万くらいブラッシュアップして返してくれるので、みんな本当に素晴らしい書き手でした…。
その他の原稿も読んでみて感じるのは、過去の恋愛を語るって、こんなにも「人となり」が浮き彫りになるものなんだなってことです。ぜひ読み比べていただけたら。
会場
東京流通センター第二展示場です。東京モノレールの流通センター駅を降りた目の前。ブースは2階入口からすぐ。下記マップの赤マルの辺り(カ-05「揺れる編集部」)にいると思います。noteもできました。
文フリ東京は今週末11月25日(日)開催。三連休の最終日に11時〜17時までやっているので、ふらっとお立ち寄りいただけたら嬉しいです。文フリで僕と握手!!!
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4月にBuzzFeedへ転職して以来、がっつり編集やる機会がだいぶ減ってしまったのですが、やっぱり自分にとって天職な気がしました。プライベートでも編集したいなーと思うので、何かあればお気軽に声かけてくださいませませ。