金沢の激オススメ観光スポット「金沢蓄音器館」をご存じかしら?
かしら、かしら、ご存じかしら?
アタックチャァアンス!
ライターになりたいと思ったきっかけは、遡れば高校時代に読んだ「ROCKIN'ON JAPAN」だった気がします。
その当時、BUMP OF CHICKENが大好きだったので、彼らのインタビューや記事が載っているものをひたすら買っては読んでました。
でも、痛烈に記憶に残っているのは銀杏BOYZ峯田和伸氏の3万字インタビュー。
ゴイステ時代から青春パンク特有の歌詞もうるささも苦手で、銀杏もロクに聴いたことがなく…。
表紙の峯田氏の顔は目が異常にデカくて正直怖かった。でも、読んでぐんぐん引き込まれました。
単純に峯田氏のエピソードが強烈だったし、作っている音楽の背景や根底にある感情が見えたような気がしたんです。
(ジャージで初体験の予行演習をしたという話が最高)
そして、GEOに行って『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』と『DOOR』を借りました。やっぱりめちゃくちゃうるさいけど、めちゃくちゃ好きな曲を見つけました。
今ではカラオケの十八番。
そんな3万字インタビューのように、アーティストや作品と出会うきっかけになるものを作れる人、その素晴らしさを引き立てる人になりたいナァーと思ったのでした。
ただ、私は音楽に関してきわめてライト層だったので、浪人中にソッコーで諦めました。TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」の「夢がない」というテーマの放送回で、長文の鬱メールをしたためて出演させてもらったのはいい思い出です。
結局、紆余曲折を経て中途でノオトに入社。編集者・ライターになったものの、カルチャー方面のお仕事はまったくご縁がないままでした。
ここまで来たらどうにかならんものかと、今夏は「音楽文化のつづり方」というライター講座に通ってみましたが、余計に「音楽ライターになるのはハードル高いな…」という実感が強まるばかり。
(専門ライターの方々の知識とアンテナは私のような職業ライターとは比べものになりません)
とかぐだぐだ悩みまくっていましたが、とりあえず第一歩を踏み出しました。
DAOKOさんのインタビュー担当しました。作品や渋谷の街について語っていただいております。本日1stシングルがリリース! / 18歳のラップシンガー・DAOKOが本格始動 謎に包まれた素顔に迫るインタビュー https://t.co/vH8qEs7XR9
— 中道薫 (@nakamichikaworu) 2015, 10月 21
人生何が起こるかわからなすぎ。アタックチャンスがいつ来るかなんて読めないから、いつでも「やります! やれます!」と挙手できる状態でいるのも大切ですね。アピール含め。
今後は上記の「V.I.P. Press」でちょこちょこ執筆や編集をさせていただく予定です。「会いたいあのひとを身近に」というコンセプトが気に入っています。
欲を言えば文化的にも価値ある記事を作りたいと思っていますが、まずは読んだ人の出会いのきっかけになることを目指していく所存です。押忍。
それでは、またの日まで。
映画「心が叫びたがってるんだ。」感想…青春はメンヘラだ
なるべくネタバレなしでいきたい映画のざっくり感想。
今回はこちら。
興収10億円突破の『あの花』スタッフが贈る感動作『心が叫びたがってるんだ。』予告編 - YouTube
アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の製作陣が手掛けた「心が叫びたがってるんだ。」(ここさけ)です。
「あの花」は未見ですが、物語の舞台は2作品とも埼玉県秩父市だそう。予習しておいたほうがより楽しめそうな匂いがしますね。
そんな「ここさけ」は、ざっくり言うと、「言葉で人を傷つけてしまった」*1トラウマで、会話ができなくなった少女の話。
テーマが明確なうえにゆったりと進むので、「今日はちょっと疲れちゃったな…。だらっと映画でも観たいな」ってときに向いてます。ボーッとしていてもちゃんと理解できる、はず。
都市開発(失敗気味の)埼玉の片田舎、スクールカースト、母子家庭の鍵っ子、DTM研究会などの設定はイマドキっぽさもあって、リアリティを感じやすいですね。
細部まで作り込まれた作画や仕草などの演出も手伝って、わりとスムーズにストーリーに入っていけます。
本筋ではないのですが、主要キャラの一人・野球部エースの田崎くん周りの話がなかなかよいのです。しかも、結構みっちりやります。
もうここだけで「青春群像劇」という謳い文句に偽りなし。青少年の葛藤を描くときに、野球部ほど万人に受け入れやすいものってないかもしれません。
しかし、残念ながら作品全体としては、起承転結の「転」以降が本当にひどかった…。
「ものすごく丁寧に舞台背景や人物描写をしていたら、尺が全然足りなくなっちゃった!」って感じの尻すぼみ感がすさまじいです。
「てへぺろっ」てな感じで、この映画監督*2の顔がよぎりました。
キャラクターたちがいきなり結末に向け、露骨に舞台装置として動き出す様に、思わず顔が引きつるレベル。「みんなエスパーかよ!」ってツッコミたい衝動に駆られます。
しかも、いきつく先がとんでもなく凡庸なエンディング。力技で持って行くなら、もっとしっかりした展開を用意しておいてほしいものです。
オチも観客の期待を裏切ってからの(という展開が逆に手垢にまみれている)、なんとなーくハッピーエンドを演出して終了というのが癇に障る…。
個人的に、これは「青春群像劇」じゃなくて「文化祭マジック」ですね。本編よりも田崎くんエピソードのほうが、ちゃんと「青春群像劇」してます。
なかなかのレベルで“個人的クソ映画”でしたが、公式サイトによると、映画通満足度97.4%*3、女性満足度96%*4らしいです。
Twitterやレビューアプリでも、私の知人含めて「よかった」という声を目にするので、ハマる人のほうが多いかもしれません。思春期にこういう経験をしているかの差なのでしょうかねぇ。
こき下ろす感じになってしまいましたが、後半の主人公と主要キャラ・坂上くんのの厨二っぽさは、気持ち悪さがしっかり青春というか思春期らしくてよかったです。
「旧エヴァ」オマージュ全開なので、腐れシンジくんに感化された元・厨二の方は、ちょっと気恥ずかしい黒歴史を思い出せるかと。時代は移ろえど、青春はメンヘラです。
劇中の音楽はとても素晴らしかったです!
エンドロール見る限り、ほとんどの楽曲をクラムボンのミトさんが担当されていました。サントラがもう発売されているので、こちらはチェックしてみたいと思います。
息抜きのつもりで書き始めたのに、だいぶ時間を割いてしまいました。
めっちゃ忙しいはずなのにブログ更新してる人はどういう仕組みで動いているんですか?
— 中道薫 (@nakamichikaworu) September 26, 2015
それでは、またの日まで。
自己紹介とポートフォリオ(暫定版)
▼新しいポートフォリオはこちら(2021.8. 追記)
初めまして。中道薫(なかみちかをる)と申します。
2014年から有限会社ノオトという編集プロダクションに所属し、Webコンテンツ制作の編集やライティング、ディレクションを生業としている人間です。
主に下記のような媒体でお仕事をさせていだいております。名刺代わりに一部ご紹介。
▼LINEお店ガイド
主に企画や編集としてご協力させていただいてます。
あと、おいしいものが食べたくて取材に同行しているので、ノオトの署名記事の写真は、私が撮影したものです。
特別企画では、顔出しで記事を書きました。
こういう企画にどんどん挑戦したいです。死んだり仕事に支障が出たりしない範囲なら何でもやります。
▼トゥギャッチ
弊社がトゥギャッター株式会社さんと共同で運営しているTwitterニュースサイトです。
こちらでも、主に編集や企画、撮影を担当しています。
現在は、ひにしあいさんの担当編集がメイン。
自社メディアということもあり、かなり自由にやらせていただいております。
▼品川経済新聞
同じく、弊社の自社メディア「品経」では、入社して以来ずっと記者として、取材と執筆を行っています。
ローカルニュースのネタ探しは、その地域に住むのが一番手っ取り早い! 弊社のスタッフは社長をはじめ、ほとんど品川区在住。私は戸越銀座に住んでおります。
2015年上半期に書いたなかで、最も思い出深いのはこちらの記事。時代の移り変わりや歴史の重みを感じてもらえたら幸いです。
定期案件がメインではありますが、単発でも記事を書いたり編集したりしています。
<編集担当>
▼anレポート
「anレポート」では、一部編集や企画でご協力させていただいております。
普段は真面目に企業や専門家の方に取材するので、かなり新鮮でした。
▼an特別企画「ニート座談会」
素敵なページデザインは「ハザマデザイン事務所」さん。
Wordpressで直接入稿することもあれば、Webデザイナーさんやカメラマンさんとご一緒させていただく案件ももちろん対応します。
<執筆担当>
▼Web R25
・LINE@が個人にも解禁! その活用術は? | R25スマホ情報局
▼THE PAGE
・タイ総選挙後も続くデモ…非常事態宣言が出たバンコクの治安は? | THE PAGE(ザ・ページ)
・裸、奇面、蛙飛び、罵倒……日本全国「奇祭」まとめ | THE PAGE(ザ・ページ)
▼CHINTAI情報局
・オタク女子たちの「堕落部屋」を覗いてみない? | CHINTAI情報局
・ラブホテルを改装!? 浅草に誕生したゲストハウスに潜入してみた | CHINTAI情報局
・ざわ…ざわ… 話題のカイジ×人狼コラボゲームをプレイしてみた! | CHINTAI情報局
あと、「CHINTAI情報局」では、大根おろしアートを作って、ムック本に取り上げられました。
本業で食べていけなくなったら、こちらで生計を立てていく所存です。
このほかにも、スポーツカーのコミュニティ運営やSNS運用、フリーペーパーの記事制作なども手掛けています。
お仕事のご相談やご依頼、は弊社の問い合わせフォームかメール(kn★note.fm ★を@へ)まで。フリーランスライターさんの売り込みもお待ちしております!
映画『セッション』 ★★★★4.5点。 「これはジャズ映画ではなく、バトル映画」くらいのスタンスで臨むのがオススメです。ジャズは舞台装置でしかないので。 「ハシッてる… https://t.co/BDWis5kvHp #Filmarks #映画
— 中道薫 (@nakamichikaworu) 2015年5月6日
個人的には、マンガや映画、音楽が好きです。
カルチャー方面へもお仕事の幅を広げようと、下記の音楽ライター講座へ通っていました。講師は九龍ジョーさんと磯部涼さん。
「音楽文化のつづり方」は「音楽文化のつくり方」 | BUKATSUDO
こちらのブログでも、息抜きに感想などをアップします。たぶん。
それでは、またの日まで。